お子様の歯並びが気になると言う親御様はいらっしゃいますか?今日は子供の歯科矯正について話していこうと思います。
まず始めに、、歯並びには色々あります。綺麗なアーチをした歯並びの方もいれば、歯がデコボコしていたり、上の前歯が隙間空いてたり、出っ歯だったり、受け口(アイーンをしたようなイメージ)など様々です。そして歯並びは遺伝要素もあります。
お子様の歯並びも上記のどれかに当てはまるかと思います。
では、仮に歯並びを治したい場合、いつ治療を始めた方がいいのか?大人になってからでも良いんじゃないか?など、疑問点が沢山挙がると思います。
そこで今日は小児矯正について説明します。
まず小児矯正は成長期(だいたい乳歯と永久歯の生え変わりの12歳前後。もちろん個人差あります!!)に行います。
具体的には、今後生えてくる永久歯が生え揃う顎(土台と言った方がわかりやすいかと思います。)を大きくしていきながら、永久歯が綺麗に並べるだけのスペースを確保し、歯並びも整えていくイメージです。
この作業は成長期の期間しか期待出来ません。成長期が終わった成人では土台の顎が広がる効果は期待出来ません。
つまり言い換えればもし永久歯が綺麗に生え揃うだけのスペースが無ければデコボコが出来てしまうと言う事になります。では、成長期が終わった後もデコボコが残っていて歯並びを綺麗にする場合はどうすればいいのか??
→スペースを作る必要性があります。
では、スペースを作るにはどうしたら良いのか?
→成人の方はご自身の歯を抜いて綺麗に並ぶだけのスペースを作るか、前歯を外側に出して僅かなスペースを作る。但しより出っ歯が目立ちます。
つまり成人になってからの矯正だと自分の歯を抜くリスクがケースにもよりますが、増します。一方で小児矯正に関してはこれもケースによりますが、土台を広げられるので永久歯を抜く可能性がグンと下がり、順調にいけば小児矯正治療期間で終了が期待出来ます。
もしお子様の歯並びで気になる方がいましたら上記の内容を参考にしてみて下さい。
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