今回は子供の矯正治療に用いる装置、中でも顎を拡げる装置についてご説明していこうと思います☺️
子供の矯正治療に用いられる装置の種類は何種類もあります^ ^
お子様のケースや、治療過程に置いてその時にあった装置を選択して治療に取り入れるのですが、特に今回はその中でもほとんどのお子さんが治療において行う、顎を拡げる際に用いる装置に重きをおいて説明していきます☺️✨
まず始めに、、、
顎を拡げる装置に関しては以下2種類に分かれます^ ^
①可撤式装置
②固定式装置
の、2種類です☺️
🐶: 可撤式⁉️固定式⁉️どういう事⁉️⁉️
もう少し噛み砕いてご説明していきます☺️
【①の可撤式装置】
→患者様(お子様)が、ご自身でいつでも取り外せる装置の事を言います☺️
一般的には、『拡大床装置』とも言われます❗️
特徴と致しましては、、
・ご自身で取り外しが出来るので、お食事の際は装置を外す事で通常通り違和感なくお食事ができます!
・ご自身で取り外しが出来るので、歯磨きがしやすいため、②の固定式装置と比べるとお口の中を清潔に保つ事が出来ます!
・痛みが強かったり、違和感の症状が出た際は直ぐに自分で外す事が出来ます!
しかし一方で、、、
・ご自身で取り外し可能な為に装置を装着するのをサボってしまえばその分効果は見られないですし、治療期間も延びてしまいます。。
また装置を紛失すれば、数日で作れるものではないので装置が出来上がってくるまでの間、タイムロスが生じます。。
・②の固定式装置と比べると患者様主体となってきますので、患者様の頑張りが治療にそのまま反映します☺️
・装置を装着するだけでは顎は拡がらず、装置に付随しているネジを回す事で、装置が拡がり、それと一緒に顎も拡がってくるのでネジ回しを忘れてしまうと治療にタイムロスが生じます。。
そしてそのネジ回しは、基本保護者様にお願いしますので、保護者のご協力も必要になってきます。。。
続きまして、、、
【②の固定式装置】
→これは、患者様の歯の裏側に太めの針金を沿わせて、奥歯にその針金を固定するための金属乃バンド(歯を包んでくれる輪っかみたいなものです💦)と一緒に一体化させて、接着剤で歯にとめている装置であり、ご自身での取り外しはできません。。。
その為、調節が必要な際は先生が針金を外して調節し、調整後は針金をまたお口の中に戻していきます。
これを繰り返していくことで横幅を広げていきます‼️
特徴と致しましては、、
・患者様自身で取り外しが出来ず歯に固定するので、①の可撤式装置と比較すると確実性はあります!
→理由としては、歯に装置を固定しているので必然的に装着時間が長くなり、歯が動きやすくなるんためです。。
しかしながら、、、💦
・固定された装置が常にお口の中にあるので歯磨きがやりづらく、①の可撤式装置と比べると虫歯リスクは高まります。。(ーー;)
・そして、お野菜の菜っ葉など繊維質のものは装置に絡まったりして食べづらい部分もあります。。
簡単にそれぞれの特徴を述べる時以上のようになります☺️
そして、以下が私が伝えたい大事な事です‼️
⇨それは、、、
子供の矯正治療はスゴく大事ですし、治療をする価値、メリットはあります☺️
ただし、お子様に無理矢理やらせるのだけはやめて下さい‼️
治療が嫌になって装置を装着する行動や、装置を付けて過ごしているのがお子様にとって嫌な印象になって治療に対して非協力的になってしまうと良い成果が得られないからです💦
お子様にとっても嫌々するのはマイナスですし、保護者様にとっても自由診療で費用も高額な中で歯科矯正にお金を払ってもらっても、装置を付けてくれなかったら、付けさせてくれなかったらもったいないからです。。🥵
治療をやる上では、お子様の意見もしっかりと尊重し、治療にあたられる担当医の先生ともよくお話しをして、スッキリした状態で治療を始める事をオススメ致します☺️
歯は一生涯のものであり、ご自身の財産です🦷
少しでも長持ち出来る様に虫歯になりづらい環境を作る(→歯並びを良くして歯磨きをやり易くする)、そしてしっかりと歯磨きをする事をお子様自身が小さいうちから心掛けていけるようにお父様、お母様も一丸となって仕上げ磨きもして下さい☺️
子供の矯正について何かわからない事、聞いてみたい事などありましたら、
Instagram『@dr.takahisa_official』
のDMよりご連絡頂ければと思います☺️