今回は、小児における『歯並び・噛み合わせ』と『習癖』の関係性をテーマにお話ししていこうと思います。
始めに、、お子様の習癖についてどういった習癖があるかいくつか下記に述べていこうと思います。
・指しゃぶり
・口で息を吸う(口呼吸)
・指の爪を噛む(咬爪癖)
・唇を噛む(口唇癖)
・食事の噛み方、食べ方が悪い
・姿勢が悪い(猫背など)
などが主に挙げられます。その中でも今回は赤文字で記載している3項目についてお話していきます。
まず口呼吸(口で息を吸う)からです。
本来わたくしたちは、鼻呼吸で酸素を吸って、二酸化炭素を出して呼吸しています。
私たちの体は約60兆個もの細胞で出来ていて、脳も、筋肉も、内臓も全て細胞のあつまりです。
そしてその細胞の栄養源が酸素になります。
鼻呼吸はすべての細胞に酸素を届けますが、口呼吸はすみずみまで酸素が届きません。
【Question】では細胞に酸素が届かないとどうなってしまうのか???
【Answer】 脳であれば、イライラしたり集中力が途切れてしまいます。 筋肉では疲れやすく、睡眠をとっても疲れがとり切れません。 お肌ではうるおい等が減り、しみや皺ができやすいです。 etc...など色々な悪影響をおよぼす可能性があります。
その為、お子様が口呼吸をしているのであればなるべく改善するよう努めていく必要がありますし、原因を追求していく必要があります。
例えば、骨格的に上あごが出ている(出っ歯傾向)ためにお口が閉じづらいも一つの原因ですし、お鼻に異常があるのであれば耳鼻咽喉科で一度受診してもらうことも大事です。
また、姿勢が悪い(猫背)なども口呼吸になりやすい原因であるのでお勉強やゲームでも特にお父様お母様は気を配るのも大切です!!
鼻呼吸の為にも適切な勢、体の前後左右が均一でリラックスした姿勢を日々意識していきましょう。
最後に食事の噛み方・食べ方にも注意しましょう!!
実際よく噛んで食べるとあごは成長します。そしてその際のポイントが、
①奥歯で噛む
②あごを回して噛む
です。
どういうことかと言いますと、、、本来、
・上あご➡歯は頬に向かって斜めに生えています。
・下あご➡歯は舌に向かって斜めに生えています。
そのため上記のポイント2点(あごを回して噛む)を守っていく事で歯がまっすぐに生えやすくなり、キレイな歯並びの一助になります。
以上より、
•まずは治せる部分から、一つづつ改善していきましょう!!
•お子様に嫌々やらせるのではなく、遊び感覚で取り組んでいきましょう!!
•お子様の意見も尊重し、仲良く楽しく取り組んでもらえたら幸いです!!
今後はMFTについてもお話ししていこうと思います。
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