矯正治療終了後のリテーナーについてご説明して行こうと思います😌
まず、、、
矯正治療が終了したらそれでFinishではありません。治療が終了したら装置を外しますが、そのままにしておいてしまうと後戻り現象が起きてしまいせっかくキレイに整ったのが台無しにになってしまいます😓
その為に治療が終了したと同時にリテーナーと言う後戻り防止の保定装置を使用しなければなりません。
今回はその保定装置について簡単にご紹介していければと思います!!
まず保定装置には主に3種類あります☺️
①取り外し式のマウスピースタイプ
→特徴としては、、
・取り外し式のマウスピースタイプなので、ご自身のライフスタイルに合わせて着脱可能なので自由度が高いです。
営業だったり、会食だったりと装置を装着してる事で不具合があればすぐにご自身で取り外しが出来るので便利です。
・しかし、取り外しがご自身で出来ると言う事は、ご自身で管理していかないといけないので、日によってマウスピース装着をサボってしまうと後戻りの原因にもなりますし、サボった期間によっては歯が少し移動した事によりキツかったり、痛過ぎて装着出来ないと言う事もあります。その場合、後戻り量によっては再治療になったり、マウスピースの作り直しになりますのでクリニックによっては別途料金が掛かるところもあるので注意が必要です。
因みにマウスピース装着時間はクリニックや先生方によってまちまちですが、基本はほぼ日中つけれるなら安心ですね!
最低限寝てる時はマストです💦
・そしてマウスピースは消耗品です。使用してるとマウスピースに亀裂やヒビが入り割れてしまうので、その際は都度マウスピースを再製作する必要があります。
そのマウスピース再製作に関しましても費用が掛かるのか?掛からないのか?
掛かるならどのくらいかかるかも事前に担当医の先生と話し合っておいた方がトラブル回避出来ます☺️
・歯磨きがしやすいです!
歯ブラシもフロスも歯間ブラシも使えるのでお口のケアにはオススメですね!
②取り外し式の装置( 歯科専門用語では、Beggタイプ、ホーレータイプ、QCM など)
→特徴としては、
・後程Instagram『dental_life.salon』内でも写真をアップ致しますか、歯のまわりをしっかりとワイヤーで取り囲み歯の移動を防ぐBeggタイプ(取り外し式)や、主に前歯部分をワイヤーで取り囲むホーレータイプ(取り外し式)、そしてBeggタイプやホーレータイプと同じですが歯を取り囲む表の部分(特に前歯の部分)がBeggタイプやホーレータイプだと金属のワイヤーなのですがワイヤーではなく透明のタイプのQCMなどがあります。
取り外し式なのでマウスピースタイプ同様歯磨きはしやすいです☺️しかし、これも着脱可能なので自己責任の部分もあるのでサボったりするともちろん後戻りの原因に繋がります。
・しかし、これはあくまでも私が診療してきた中での経験なのですがマウスピースタイプは歯全体を覆うので、噛む面も覆うので特に歯軋りを頻繁にされる方や噛む力が強い方ほど壊れやすいのですが、
マウスピースと違ってBeggタイプ、ホーレータイプ、QCMは歯全体を覆っていません。その為、マウスピースタイプと比べると壊れづらい傾向があるように感じます!
・あとは患者様の感想としては入れ歯が入ったような感じがするので最初は発音しづらかったが段々慣れてきたと言う方もいらっしゃいました😓
③固定式のワイヤータイプ
→特徴としては、
・歯の裏側に、仕上がった歯に沿って合わせたワイヤーを接着剤でくっつけて固定する方法です。
・ワイヤーを接着剤でくっつけてるので、取り外しが出来ません。しかし、①や②でご紹介した取り外し装置と違い装置装着をサボりがちな人や面倒臭い人には向いてます!
・しかし、フロスは使えません。歯の裏側にワイヤーを取り付けてるので。
その為、しっかりと歯磨きをしないと、歯肉の炎症や虫歯の原因にもなってしまいます。
そして、ワイヤー周囲には歯石(わかり易く言うと、お口の中に住んでいる細菌の集合体)がくっつきやすい環境でもあるので歯磨きは特に念入りに頑張らないといけません。
・僕の操作が悪いのかもしれないですが、接着剤が劣化してくるとワイヤーが外れてしまう事があります。ワイヤーが外れてしまってる歯に関しては固定されなくなってしまうのでその部分の歯は後戻り原因にもなってしまうのでワイヤーが外れたら必ずクリニックに行く必要があります!
以上3種類を簡単にご紹介してみました😌
装置どれにするかは皆様のパーソナルな面やライフスタイルな面もありますのでどれがご自身にフィットしているのか担当医の先生と一緒に選んで下さい😌
なお、ご紹介した3種類の装置はInstagram内でご紹介しております^ ^
リテーナーについて何かわからない事、聞いてみたい事などありましたら、
Instagram『@dr.takahisa_official』
のDMよりご連絡頂ければと思います☺️