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マウスピース矯正 成人矯正(大人の矯正治療)

🦷マウスピース矯正🦷〜使用上のPOINT〜

今回はマウスピース矯正において、これからマウスピース矯正を始めようとしている方、マウスピース矯正を診療に取り入れていこうと考えているドクター、新卒Dr向けに使用上のポイントを何点かご紹介していこうと思います☺️

知ってる内容も多々あるかと思いますので、復習と思って目を通して頂けたり、スクロールして頂けたらと思います😅

ではこれからポイントを何点かご紹介していきます🐶

①. マウスピースは取り外し式なので当然ながら装着している時しか歯は動かないので、装着時間が長ければ長いほど動きやすいです😊

1日24時間の中で2/3以上の使用はマストですが、先生方の中には24時間使って下さいとお願いする先生もいらっしゃいますが実際厳しい部分もあります💦

その為、最低16時間以上〜、理想は20時間以上使えると動きやすいです🙇‍♂️

②.マウスピースのフィッティングに関してです✨

マウスピース矯正は適合性に関して判断しながら進めていかないといけません。

⚠️ただマウスピースを渡して都度新しいものを渡し交換していけば勝手に進んでいくだろうと思うのは❌です💦

もちろん、患者様が非常に真面目に毎日20時間以上使用し続けているのであればほぼノーチェックでもマウスピースを渡すだけで進んでいく可能性はありますが、必ずしも人それぞれライフスタイルも違いますし、日によって装着時間が減ってしまう事もあるかと思いますので必ずフィッティングに関しては確認した方が良いです😌

特にこれからマウスピース矯正を始めてみようと考えていらっしゃる先生にとっては尚更です🙇‍♂️

患者様任せにせずドクターも関わっていく方が安心ですし、大切だと思います💦

では、フィッティングに関してもう少しご説明していきますが、、(ここは主にドクター側の内容になります💦)

→例えばマウスピースを装着して歯を唇側へ押したい場合、最初出来上がってきたマウスピースの内面の状態は唇側部分に空隙が出来ています。

その空隙の分だけ歯が押されて唇側に押されて移動していく事になります☺️

空隙があるうちは舌側部分はピッタリfitしているので入り具合は少し抵抗感がありキツい状態になります❗️

そしてそのキツさを利用して歯が唇側に動いてくると前後的に(唇舌的に)マウスピースの内面の状況はほぼ同等の隙間になります☺️

そしてこの状態になると歯はマウスピースの中にスッポリおさまり、フィッティングに関しても緩さが出てきます😊

この緩さが出た時点で歯の移動はちゃんと完了した事になり、次のマウスピースに交換してokと言う流れになります✨

歯が移動していく時の歯槽骨内の破骨細胞と骨芽細胞(骨が無くなり、新しい骨が出来る)のリモデリングも基本マウスピースでも同じ仕組みになります😊

最初のキツいマウスピースを装着し押されていく時に前方部の部分の破骨細胞が生じて歯槽骨内の骨が吸収して無くなる。そして歯が前方部に移動していくと後方部に歯根膜腔の空隙が出来、この部分に骨芽細胞が出来て適切な歯根膜腔が出来てくる事になります🦷

この骨の増減が無くなってくるのがマウスピースで言う『緩さが得られた』状態になってからになります😌

その為、マウスピースの入り具合にフィッティングにキツさが生じている状態だとまだ歯の移動は完了していません😰

しかも骨芽細胞、破骨細胞のリモデリングの状態がまだ完了してないので更に次のマウスピースとなった場合、準備が整いきってない状況で次のマウスピースになってしまうので❌です😰

そして僕のこれまでの治療の経験上、患者様としては『マウスピースを装着した時にキツさを感じ、このキツさで歯は動いている‼️』と思い誤解しがちです💦

実際キツさを感じている状態は歯がまだ動いていない事になるので、キツさを感じても緩くなったら、少しでも緩くなったらすぐ次の新しい物に交換して進めようとしますが、それだと歯の移動はちゃんと完了して次の動かしに行く前の状態で新たな動かす為のマウスピースに切り替えてしまう事になりますので、そこはしっかりと判断して次の緩さが得られた状態で新しいマウスピースに進んで良いのか確認、ドクターにjudgeしてもらう方が安心です😌

それを守らないとある程度のとこまでは動くが、途中の段階からなかなか動きが悪くなってしまいます💦

そうすると、ドクターによっては『更に強い力をかけましょう』とか、『もっと早い間隔でマウスピースを交換しながらやっていきましょう』など無理をした状態で進める事になりますのでドツボにハマります😰

なので基本を忠実に、無理なくじっくり進める事をこれからマウスピース矯正を始めようと思っている先生方にはオススメします🙇‍♂️

そして患者様に対しては少しでも治療期間を短縮次第気持ちも十分にわかりますし、より強い力の方がと思うかもしれませんが無理矢理な状況はかえって歯にもよろしくないのでその点のご理解はして頂けたらと思います🙇‍♂️

前回の『🦷マウスピース矯正 🦷〜Prologue〜』の内容と重複してしまいますが、

マウスピース矯正は最初から最後までシュミレーション通りスムーズにいく事もありますし、途中で予想と反する事が起こることだってあります💦

そのような時に自分でしっかりとリカバリー出来る事が大事ですし、患者様任せではなくドクターサイドも関わって不測の事態にいつでも対処出来る事が患者様にとっても将来的なご自身にとっても1番大切な事かと思います😌

これからマウスピース矯正を始めてみたい方、マウスピース矯正について何かわからない事、聞いてみたい事などありましたら、

Instagram『@dr.takahisa_official』のDMよりご連絡頂ければと思います☺️

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