まず矯正治療のやり方の種類として、
①歯の表面or裏側にワイヤーをつけて行うワイヤー矯正
②マウスピースで治すマウスピース矯正
の、2種類があります。
今回はマウスピース矯正についてご説明していきます。
まずマウスピース矯正のメリットとしては、
①見た目
→マウスピース自体透明なので実際に日中マウスピースをつけていても相手には分かりづらいです。)
②清掃性、メンテナンスのしやすさ
→マウスピースは取り外し式なので、歯磨きの際も普段通りに出来ますし、歯間ブラシやフロスなどワイヤー矯正みたいに固定式と違うので虫歯になるリスクが軽減されます。
③手軽でオシャレ!!ご自宅、日中で出来ます。
→患者様の症例にもよりますが、クリニックの通院回数が減りました。
一方でデメリットとしては、
①発音しづらい
→特につけ始めの際は発音しづらいです。ただし、段々使っていると順応して慣れてきます。
②自分主体なので自己責任でもあります。
→結局、マウスピースを装着してる時しか矯正力はかからないのでマウスピースの装着をサボってしまえば効果は期待出来ませんし、治療期間もどんどん延長してしまいます。
(マウスピースを製作しているとこは沢山ありますがおおよそ1日のマウスピース平均装着時間は15〜18時間とほぼ1日付けてないといけなく、治療が終了するまで毎日です。)
③透明なので捨ててしまいやすい
→見た目が透明なので、食事の際はマウスピースを外してもらうのでですが、食事終わりにティッシュとかに包んでおいたりしておくと間違って捨ててしまう方もいらっしゃいました。。
④マウスピース矯正には適応症があります。
→全てがマウスピースで治せるというわけではありません。マウスピース矯正には不適なケースも有れば得意とするケースもありますので症例の見極めが必要です。
⑤痛みは生じます。
→ただし痛みの度合いは個人差があります。
以上を踏まえまして、マウスピース矯正を始めるにあたり私の考えとしては、、
①常日頃から歯磨きをサボらないでこまめに自分の歯のメンテナンスを心掛けている人はマウスピース矯正に向いていると思います。
②マウスピース矯正を導入しているクリニックは多数あり、どこで始めるのが良いのか迷うかと思うのですがその際の判断ポイントとして、、
仮にマウスピース矯正でうまくいかなかった場合、アフターフォローとして担当医の先生がワイヤー矯正でちゃんと治せる技術を持っているのかもクリニック選びのポイントだと思います。
その他何かマウスピース矯正で聞いてみたい事わからない事がありましたら、
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