これから矯正を始めようと思っている人に向けて表側矯正と裏側矯正の特徴を説明していこうと思います。実際に治療している患者様のお口の中の状況も踏まえて気付いたポイントも一緒にご説明していきます!
まず手始めに表側矯正と裏側矯正治療の進行に差異があるのかという事に対しては、ほぼほぼ差はないです。
しかしながら、、、
共通して言える事は、
①歯の表面にブラケット(ワイヤーを保持する装置)を専用の接着剤で取り付けそこにワイヤーを通していくのですが、そのブラケットが歯から外れてしまった箇所に関してはワイヤーの力が加わりませんので、装置が外れてしまってる期間が長ければ長い程タイムロスは生じます💦
②ワイヤーを設置してからお痛みはどちらも生じます。
但し痛みの強弱は個人差があります。
では、個々の比較をしていきましょう!
《表側矯正》
*裏側矯正と比べるとブラケットが外れる確率が低いです。
*ドクターサイドからしたら裏側矯正と比べると治療の操作性が良いです(僕の正直な本音、、)
*歯磨きに関しては裏側矯正よりやりやすいです。表側矯正なのでブラケットやワイヤーの位置が鏡で明確にわかるので、隙間とか磨きやすいです。
*どうしても表側なので、矯正やってます感は出てしまします(ーー;)
*口内炎に始めのうちはなりやすいです。
→理由は、表側についてるブラケットが頬や、唇に接触するからです。
但し、口内炎になる箇所は大体同じ部分なので粘膜がそのうち免疫ついて口内炎自体なりづらくなってきます(⌒-⌒; )
一方で、、、
《裏側矯正》
*表側矯正と比べるとブラケットが外れる確率が高いです。
→理由として考えられるのは、ブラケットをつけるとつい気になって舌で触ってしまう頻度が高くなってしまうからだと思います。
あと、食事に関してもブラケットに食べ物が特に固いもの(お肉とか、キャラメルとか、ガムとか、、)が接触しても外れやすいため、そのリスクは裏側ほど高まります。。
*裏側にブラケットをつけるので矯正やってる感は防げます!人に矯正をやってます感がバレたくない方はオススメです。。
*歯磨きがしづらいです。。
→裏側なので、乱雑に歯磨きするとブラケットが外れる確率が高まるので注意深く磨かないといけないからです。。
*費用が表側矯正と比べると高くなります。
あとは正直患者様のライフプラン次第だと思います!
矯正やってる感があっても良い、とにかく装着外れづらく順調に進んでほしいので有れば表側矯正をオススメしますし、
なるべく矯正やってます感を出したくない、でも装着もなるべく外れてほしくないというのであれば、ハーフリンガル(上の歯は裏側につけて、下の歯は表側につける)方法もございます。
ただ、上下裏側は装置が外れやすい感じがします。特に下の歯も裏側につける場合、舌が装置と凄く接近しているので舌によっても外れやすいですし、食事でも注意深く噛んだりしないと裏側装着にすぐぶつかって外れやすい傾向があります。
表側、裏側、それぞれの特徴がありますので参考にしてみて下さい!
他に表側矯正、裏側矯正の特徴で気になる事がありましたら
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