今回は矯正治療をする前に把握しておいて頂きたい考えられうるリスクや注意事項についてご説明していこうと思います!
どのような治療においてもリスクはつきものです(ーー;)
それは矯正治療にも当てはまります!
以下に一つ一つご紹介していこうと思います😌
①特にワイヤー矯正(表側矯正、ハーフリンガル矯正、フルリンガル矯正)に際して大変歯磨きがやりづらいです。
その為、歯磨きがしっかり出来ていなければ虫歯や歯周病リスクも高まります。。
②ワイヤー矯正を選択された場合、装置に慣れるまで口内炎が出来る事があります。。
→理由としてワイヤーを把持する為に歯の表面に付けるブラケットに頬や粘膜、舌が接触して傷ができる為です。しかし、口内炎が出来る場所も定まってくるので、段々と粘膜が免疫ついて口内炎になりづらくなる傾向になってきます😌
③装置を装着してから数時間後にお痛みが出る事があります。歯を噛み合わせた時に、特に痛みやすいです。
個人差がありますが、3〜5日間位痛みます。
初めて装着した時が特に痛みますが、毎回の治療後も痛みを感じる場合もあります。。
※但し、痛みは歯が移動するに連れて抑制されて慣れてきます😌
④原因不明で歯の移動により歯根が1〜2mm程度短くなる歯根吸収が起こる可能性があります。。
⑤突発的、原因不明に歯の神経症状(何もしてなくても我慢出来ないような痛みなど)が起こり、そこから歯の神経が失活(神経の機能を失い死んでしまうこと)して、歯が変色して根の治療が必要になる事もあります。。
⑥矯正治療により歯を動かす事で、歯肉が下がる場合があります。特に歯の凸凹が大きい患者様ほどそのリスクがあります。。
⑦矯正治療中に顎の関節が鳴る、痛みがある、口が開きにくくなるというような顎関節の症状が出る場合もございます。。
→歯の移動の痛みや違和感等のストレスで食いしばりが起こり、顎関節に変化が生じてしまうのが理由の一つでもあります。。
⑧人間の体は白髪や皺のように加齢変化を全ての部位で起こし、歯並びも10年、20年と虫歯や歯周病など必ず色々な変化をします。
→その為、歯並びに関しても経年変化がある事もあります。。
⑨矯正治療が終わったらそれで終了ではなく、歯は元の位置に戻ろうとする後戻り傾向があるので、一定期間動かした歯を適切な位置に留めておく『保定装置:リテーナー』を装着しなければならないです。
→リテーナーに関してはDENTAL LIFE SALON内のInstagramやサイトでもご紹介しております☺️
上記、矯正治療を始める前に知っておいて頂きたい点をまとめてみました^_^
矯正について何かわからない事、聞いてみたい事などありましたら、
Instagram『@dr.takahisa_official』
のDMよりご連絡頂ければと思います☺️