『ホワイトニング』はもちろん『歯周病・口臭・虫歯』予防にもおすすめなオーラルケア

リジェンティスのオーラルケア

一般治療

🦷根管治療について〜PART 2〜🦷

今回は前回のPART1の続きで、治療をした際の最低限の注意事項、患者様には知っておいて頂きたい事を中心に3点ご紹介していきます☺️✨

根管治療ではPART 1のアイキャッチ画像に載ってる『金属製の針のような道具』を使って細い神経の通り道(根管)をお掃除していきます☺️

※以下『金属製の針のような道具』=『ファイル』で記載していきます💦

教科書通りの治療法では、根っこの先(根尖)までファイルを使ってお掃除し、根管内の汚れ、感染物質が無くなり、症状も落ち着いたら根管内に最終的にお薬を緊密に詰めていくのですが一つ一つの歯の根管は全て同じでなく十人十色で様々です💦

根管内がすごく狭い・太い根管や、湾曲している根管、『石灰化』と言い石みたく固くなり根の先(根尖)までファイルが通らない根管など様々です😓

その中でちゃんと根尖までファイルが到達出来れば良いのですが、上記のように石灰化してしまい根尖まで到達出来ない場合もあります💦

その際は、無理に根尖まで到達させようとすると変な所に穴を開ける恐れもあるので、ファイルが入る部分までをキレイにお掃除して、なおかつ、根尖もレントゲン上問題無ければ最終的に根管内に入れるお薬は入るとこまで入れて終了する事もあります😌

初診で拝見する患者様の中には以前のクリニックでそのような説明を受けてない方も多い印象があったのでまずは知って頂ければと思い記載しました😊

根の治療をする事で治療後数日間は痛みが続きます💦

→ これに関しては、患者様の中には

『何故神経を取り除いたのに痛みが生じるのか⁉️』

と言う質問をよく頂くのですが、

理由としましては、神経を取り除いたとしても根尖付近(根の先)には細胞が存在するからです😓

根管治療では根の先にある細胞を刺激しますので、刺激を受けた細胞が刺激を痛みに変換させる事で結果的に痛みを生じます💦

その為、根管治療をした当日から数日間に関して歯痛みが生じます🙇‍♂️

その後、徐々に痛みが軽減しています😓

※しかしながら『痛み』に関してプラスαさせて頂きますと、、、

・一度根管治療をしていて再発してしまったケースや、すでに神経が死んでしまっていて、それが感染源となって痛みを発症させてるケースに関しまして、

もし痛みのある歯を中心に限局的に歯茎が腫れてしまってる場合、根尖部では膿が溜まっているので腫れが生じます💦

膿の量によっては顔が腫れてしまうくらいの患者様もいらっしゃいます。。

そういうケースにおいては、膿を出し切る為の通り道を作ってあげない限りは痛みは消失しません。。

その為、他院様より転院された患者様で

『根管治療を開始し、腫れ軽減の為に抗生物質のお薬も処方されたのに痛みが引かずむしろ増長している』との主訴で来院されたので治療されてる箇所を見てみると、

痛みのある歯自体は一度以前に根管治療をされていた歯なのですが、根管治療後に根管に最終的に入れるお薬が根尖まで全て取り除かれておらず、膿を出し切る為の通り道が無かった為に更に膿が増し、歯茎がパンパンに腫れてしまってました💦

そのようなケースではケースバイケースですが抗生物質だけでは効果が見込めないので、まずは溜まってる膿を出し切る通り道を作ってあげないと痛みは軽減してきません💦

なので、一概に根管治療を開始したと言っても、その治療が歯科医師によってどの過程まで当日しとくれたのかによって痛みは変わってくるので少し難しい部分でもありますが、もし気になるなら御担当医の先生に治療後にご質問される事をオススメします🙇‍♂️

(この内容は専門的な部分でもあり理解し難い部分でもありますので、もし気になる方はInstagram経由でDMを送って頂ければご説明します💦)

根管治療からスタートして、被せ物の歯が仕上がるまでには時間と期間がかかります💦

1〜2回で終わるのは難しいです🙇‍♂️

特に一度根管治療されてる歯で感染源により再治療を必要とする場合、根尖先にある感染源を取りきらないといけないのでなかなかそれを1回や2回で終わらせるというのは難しい部分でもあります💦

もちろん、やりようによっては出来なくもないのですが、仮に感染源が取り除ききれてなかった場合に再発するリスクが増してしまうのでステップを踏んで段階毎に進めていく事をオススメ致します🙇‍♂️💦

最後に根管治療をしている歯には神経がない為、神経がある歯と比べると脆いです。

理由は、歯は神経によって栄養源を供給してもらって元気なのですが、その栄養源を供給してくれてる神経がなくなってしまうと歯は供給先を失う事になりますので枯葉のように年々脆くなってしまいます💦

脆くなってしまった歯は結果的に亀裂や最悪ヒビ割れのリスクが高まり、ヒビ割れてしまった歯に関しては一般的には抜歯対象になってしまいます💦

その為、日頃から噛み合わせのチェック(ちゃんと全体的に均一で噛めているのか⁉️、根の治療をした部分が周りの歯と比べて強く当たってないのか⁉️)など歯医者さんに定期的に診てもらう事をオススメ致します😊

特に歯軋りする方、噛む力が強い方に関してはそのリスクが更に高いので場合によってはマウスピース(保険診療で作れます)なども使ってみる事をオススメ致します☺️

今回『根管治療について〜PART2〜』では、実際根管治療をした際の最低限の注意事項、患者様には知っておいて頂きたい事を中心にご紹介してきました😌

歯科治療について何かわからない事、聞いてみたい事などありましたら、

Instagramで『@dr.takahisa_official』と検索して頂き直接DMにてご連絡頂ければと思います😊

-一般治療
-, , , , , , , , , , , ,

© 2024 寺田歯科の歯科治療に特化した解説Blog Powered by AFFINGER5